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かわいいひと

さようならかわいいひと

花のようなひと

救急箱たずさえて どこへいくのやら

さようならかわいいひと

鳥のようなひと

ながぐつはいて 泣いている

いかないでと言ってほしいの?

でもそのさきには すてきな景色がひろがっている

ゆめのような音楽がかなでられている

いってしまえよ いってしまえ

ぼくならここにいて

いいや きみを待ったりしないよ

待っているひとがいるなんて よろしくないよ

ずんずん どんどん あるいてゆけばよいのさ

いってしまえよ いってしまえ

そのさきになにがあるかなんて おてんとさまだってしりゃしない

いかなるじゃあくがひそんでいようとも

さようならかわいいひと

ぼくならここにいるよ

いってしまえよ いってしまえ

さようならぼくのかわいいひと

# by jukawara | 2012-05-15 20:56 | ナマケモノの詩 | Comments(1)

アヴァンチュール

珍しいことに手持ちの口紅を同時にほぼ使い尽くしたので、新しいのを買いに行く。それだけで、何て楽しいんだろうか!色とりどりの化粧品売り場が私は大好き。口紅選びは特に好きだ。まずはネーミングに心躍らせる。シュガーハニー、ティラミス(おいしそう)、クリスタル・ベイビー、ヌード・ローズ・・・。

うーん、どれにしよう。愛用のため、まとめ買いしていたホット・キスは残念ながらとっくに廃番。レッド系、チェリー系、ブラウン系などはっきりした色ばかり買ってしまうので、しばらくピンクやベージュも買ってみたが、散々悩んだ末、今はまた(流行に逆らって)赤だ!強めの色だ!とモンテカルロとオーキッド(蘭)に決める。モンテカルロ!バカンスの気分満載。明るい発色に元気が出そう。オーキッドは唇に蘭、と想像しただけで心華やぐ。つくづくネーミングに弱い私。これってまさに化粧品会社の商品企画の思う壺なんだろうけど、楽しいからいいや。

ヨーロッパでは日に焼けた肌が美しいとされるので、私がピンクやベージュの口紅を試しにつけいると店員さんに必ず「あなた色が白いんだから顔が青白く見えるわよ」と言われてしまう。更には「それじゃつけてるって分かんないじゃない」と、それが狙いなんですけど、というナチュラル化粧を真っ向から気持ち良く否定。お化粧テクニックもあるんだろうけど、肌の色が濃い目でヌーディーリップが決まっている人を見ると、本当に格好良いと思うんだけどなー。ちなみにファンデーションも濃い色ばかりが並んでいる。もちろん色は揃ってるんだろうけど、店頭に置いてないことがよくある。一番明るい色を選んでも首が白く浮いてしまうので、いまだに日本でまとめ買い。

足取りも軽く家に帰ってもう一度塗ってみる。明日コレを塗るんだ!と思うと自然に鼻歌が出たりして。長らくアイメークに主役の座を奪われていたルージュが段々復活してきてうれしい限り。

次はアヴァンチュールを買おう!何て計画しながら、こんな小さいなことで幸福度が上がるって単純で良いねと思う。

# by jukawara | 2012-05-11 19:57 | ナマケモノの日常 | Comments(0)

「かいじゅうたちのいるところ」

絵本「かいじゅうたちのいるところ」の作者モーリス・センダックが亡くなった。この本、ドイツ語のを息子に買ったのだが、私も大好きだ。

いたずらしてママにしかられたマックスの罰は夕飯抜き。でもマックスの部屋には森が現れ、海を越えてマックスはかいじゅうたちのいるところへたどり着く。そこでかいじゅうたちの王様になって踊り遊ぶマックス。やがて家が恋しくなって自分の部屋へ帰ると、そこにはまだ暖かい夕飯が、というお話。絵もパンチが効いているのにすごく懐かしい感じだ。

作者が«New Yorker»誌上で書いている。「どんな子供も、次の24時間をどうやってやり過ごそうかと大いに頭を悩ませている。それは退屈に打ち勝ち、死や喪失、怒りなどの圧倒的な問題を追い詰めるということ。そしてそれから夕飯を食べに降りていくこと。」

ファンタジーの力を信じている。

「食べたいくらい好きなんだ、食べてやるから行かないで」異形の怪獣もかわいいこと言います。

# by jukawara | 2012-05-10 19:03 | ナマケモノと子供 | Comments(0)

別れ

この地で偶然に再会した高校の同級生が、先日帰国した。十五年ぶりに出会い、短い間だったけど時間を共に過ごした。再会したときは、あの時とちっとも変わってない、花のような、かわいらしい人と思ったけれど、友人は社会人になり、妻になり、親になり、幸福で、でもいろいろ悩みも抱えていて、何と言うか、人間に幅と深みが出ていた。このことに私は感動したし、尊敬できる友を得てまた嬉しかったのだが、自分はどうか?と自問もした。人として成長しているか?思いやりや感謝の気持ちを忘れてないか?あのときの私と比べてどこが変わってどこが変わらないのか?自分はどこにいるのか?彼女が帰ってしまい、そんなことをつらつら考えた。

別れて次にいつ会えるのか分からなくても、生きていてくれさえしたら良いと思う。本当に会う会わないを別にして、会えるという可能性があるだけでありがたいと思う。もう二度と会えない、この世で二度と会えない人を思うときと、生きているけど会えない人のことを思うときは違う。確実に違う。皮肉なことに、亡くした人のことを、生きていたときよりも頻繁に思い出す。本当に皮肉なこと!

ここ数年思うことがある。本当に会いたいと思ったら、無理してでも会う。伝えたいことがあるなら、伝える。「次」はないかもしれないから。でもこれがなかなかできない。いろんな制約もあるし、もちろんナマケモノの異名をとるだけあってなかなか動けなかったりする。でもナマケモノさん、世界は着々と時を刻んでますよ、という声が聞こえる。

# by jukawara | 2012-05-04 22:25 | ナマケモノのつぶやき | Comments(0)

ドイツの国民的スポーツ

それはサッカーではない。サッカーは盛んだし、サッカー観戦人口も多い。でも、アンチサッカー観戦の人も意外と多い。

ではドイツの国民的スポーツは?

答え「自転車」。

そう。老若男女、皆サイクリングが大好き。おしゃべりしながらずんずん進む、結構お年のおばちゃん自転車乗りたちに追い抜かされることもしばしば。子供も三才位から自転車の練習を始める。バカンス期間中の高速道路は屋根に自転車を据え付けた車がいっぱい。というわけで、ではないけれど、連休を利用してサイクリング小旅行に行ってきました。

息子は自転車練習中だがまだ乗れないので相棒の後ろに。私は普段折りたたみ式の小さい自転車なので、ちゃんとしたのをレンタルする。今回借りた自転車はセンセーショナルに良かった。高校以来ママチャリ派の私、ドイツで満足する自転車に今まで乗ったことがなかった。いつも足の長さが足りなかったりハンドルが広すぎたり、バックブレーキにびっくりしたり。でも、今回の自転車は乗った瞬間、体にぴったり!乗り心地もパーフェクト。この自転車、VSF ManufakturというドイツはOldenburgにある会社のもので、いわば一台一台手作りだそう。自転車界のメルセデス、らしい。

この夢の自転車で快適に走行。通常は相棒との間に三百メートルは距離が開くのだが、今回は比較的ぴったり後ろについていってる、私にびっくり。ひざも痛くならない。一週間毎日60km移動、というツワモノも多いが、我らは現地到着の午後に25km、翌日60km、最後帰る日は25km。

たまに出現する競技自転車軍団以外はのんびりしたもの。菜の花畑や小麦畑を横目に、運河沿いを走ったり。でもこの競技自転車軍団、自転車と侮るなかれ。ものすごいスピードで「危ないよー!」とか叫びながら背後からやってこようものなら、びびっちゃって挙動不審にもなる。で、「落ち着いて、落ち着いて」とか苦笑されながら追い抜かれる始末。超軽量自転車にヘルメット、スポーツ用メガネ(ゴーグル?)、ピッチピチのウェアーにもろもろの装備。皆一様に前傾姿勢。まるで宇宙人来襲。こんな集団に私は気温四十五度のベトナムのジャングルで遭遇したこともある。当然ドイツ人だった・・・。

この小旅行、仲良くしている家族と一緒に行ったのだが、狙い通り、子供同士遊んでくれて楽でした。いつか二家族で一緒にバカンスを過ごそう!と話していて、じゃ、手始めに小旅行でも、ということで今回の旅が実現。日仏カップルなのでおいしい食事はマストでしょう、と宿泊もビオホテルに。ここで出てくる食事は全てビオ。オーガニック・有機栽培・無農薬栽培の食材しか使っていないという徹底ぶり。運動も食事も、休暇なのに素晴らしく健康な連休でした。
菜の花畑。くさい!
ごほうびアイス。

# by jukawara | 2012-05-02 20:34 | ナマケモノの日常 | Comments(2)

太鼓ワークショップ再び

今年もまたまた太鼓ワークショップに行ってきました。昨年に引き続き、谷口卓也さんのご指導。卓也さんは前日ウィーンでコンサートだったそうで、お疲れ気味のご様子で到着。そのためかちょっと頬がしまって男前度に更に磨きがかかっている!(皆、韓流とか言ってるバアイじゃない(笑)!)

恒例のウォーミングアップの後、基礎と卓也さん作曲の練習曲「篠付くの雨」を練習。恥ずかしながら私はこの言葉を知らなかった。固い篠竹が地面を突き刺すように激しく降る雨。折りしも外は典型的な四月の気まぐれ天気で、雨も何度も降ったりやんだり。この曲を何とか三日で覚える。私の大好きな「大江戸助六太鼓」(雅!)ばりの振りもあり、個人的に大いに盛り上がる。

そして今回の宝物は何と、インプロビゼーションをしてみたこと!ずっとずっとやってみたいと思っていたけど、実は一度もやったことがなかった。普段の練習でも、一度トライする話が出て、楽しみにしていたのだが、結局曲が優先で立ち消えになったっきり。

リズム畑からきた人たちはインプロにはオープンだが、武道派の方たちはなぜかやってみたがらない人が多い。なぜこんなにもインプロしてみたいと思わないのか、私にはとっても謎。技量がないと叩けないと思っているふしもある。まあ、「それどころじゃないのよー!」というのが正直な声。

でも技量がないなりに、やってみたかったのだ。練習終了後、卓也さんに促されてもう一人の太鼓仲間のジルビアとおっかなびっくり始めたインプロ。楽しい!でも普段、手とかそこらへんのものを叩いて遊ぶのとはやはりわけが違い、コーディネーションもリズムもかみ合わない。難しい!でも何かすごく楽しい!前にいる卓也さんは撥も体も自由自在に操り、時に踊りも交えて叩いている。隣のジルビアも楽しそう。何コレ、すごい気持ち良い!

恐らくインプロしてみたい私の願望を汲んで下さった卓也さんに感謝。気合入れて太鼓叩いているときの卓也さんももちろん男前だと思うけど、リラックスしてインプロビゼーションしているときの笑顔もステキでした。いやいや、本当、韓流とか言ってるバアイじゃない(私が言ってるわけじゃないが)。皆、東方神起じゃなくて卓也さんのコンサートに行こう!それにしても、林英哲さん筆頭に卓也さん級の太鼓奏者が何人も揃う風雲の会のコンサートなんか行ったら、すごすぎて私倒れちゃうかもしれない。

しかし、インプロはさておき、やっぱり曲は曲できちんと打てるように練習していかなくては。というか、やっぱりきちんと叩けてやっとインプロもできるのだろうし。限りある時間が惜しい。他に思ったのは、股割りの大事さ。バレエを子供の頃からやっている人は股関節が開いているが、そうでないとなかなか。足場がしっかりしてはじめて上半身が自由に動くし、体重移動もキレイにできるものね。股裂きにならないよう注意しながら股割りの練習を毎日してみようと思う。

それにしても、この太鼓人気。ドイツでは私が聞いたことあるだけでも20の和太鼓グループがある。人口密度が高く、日本人も多いデュッセルドルフ周辺が一番多いが、将来、ブラジル並みにそこここで太鼓の音が聞こえて来る、なんて妄想もなまじありえないことではないのかも知れない。

ワークショップを終え、毎年のように名残惜しく家路についていると(祭りの後のような寂しさ!)、夕方ごろ家から電話が。息子が電話口で泣いてる。金曜の朝幼稚園で別れて、土曜日までは平気だったようだが、この日は朝から「ママはあとどのくらいしたら帰ってくるの?」とずっと繰り返していたそうで、耐えられなくなってパパに電話してもらったらしい。あと15分で家に着くよ、と慰める。帰ったら息子はやっぱり泣きながらお出迎え。「抱っこー!」。この頃は16キロもあるので避けていたが、このときはずっと抱っこしてあげました。うーん、このにおい、息子のにおい!息子もがんばった週末でした。

このあと空に大きな虹が二重でかかり、「虹だよ!」と叫ぶと息子の機嫌は一瞬にしてなおり、一緒にリビングの窓からしばしビッグ・ダブル・レインボウを眺めたのでした。

# by jukawara | 2012-04-25 22:51 | ナマケモノと太鼓 | Comments(2)

小笠原でイルカと会う

ハワイの友人がイルカのことをブログに書いていたので、とっても懐かしくなり、いろいろ思い出しているうちに、これを書きとめておきたくなりました。

イルカに会える島、小笠原行きは半ば勢いで決まったのに、イルカとの出会いは一生忘れられない体験になりました。なぜあんなにムショウにイルカに会いたくなったのか?29時間雑魚寝と言う「おがさわら丸」上の悪夢のような船酔いのことも知らず、高額な旅費も乗り越え、とにかくイルカだ!イルカに会うんだ!の一心で出発した竹芝桟橋。大学生になって初めての夏休みだった。ちなみに高額な旅費はどうしたかというと、うららかな春の午後に自転車で走行中に自動車事故にあい、幸い軽症ですみ、じゃ穏便に解決しましょう、と言ってもらった示談金をあてました。示談金をくれた彼は面白いことに八丈島の方でした(関係ないか)。

イルカと泳ぎたい!という夢は映画「グラン・ブル-」から生まれた。当時の何十、何百万人という女の子のように、私もジャック・マイヨールを演じるジャン・マルク・バールに熱をあげ、イルカと泳ぐ彼の姿をうっとりと眺め、ジャック・マイヨールの本を読み、いつか私もイルカと泳ぎたい!と強く思ったのは高校生の頃。大学生になって知り合った先述の友人を含めた数人で、ふとしたことから小笠原に行ってみたい、小笠原にはイルカがいる、と盛り上がった結果、四人の女子大生は夏の竹芝桟橋に立つことになったのでした。

小笠原は本当に美しい海に囲まれた島で、それまで能登の海が一番美しいと思っていた私をあっさり圧倒。太平洋さん、ばかにしててごめん、と思わずつぶやく。何せ見たことない色が輝いている!

肝心のイルカに会いに行くプロジェクトは島上陸早々に実現。ボートでイルカが出没するスポットに連れて行ってもらう。触ってはだめ、驚かすようなことはしてはだめ、など注意時事項を聞く。途中からイルカの群れがボートに近づいてきて競争をし出す。船上のわれ等は興奮のあまり、船のスピードもアップダウンも、揺れさえも忘れる。ボートを止めて、いざ水の中へ。イルカのもとへ!足ひれとシュノーケルセットだけつけて潜る。前方には一頭のイルカが。待って、イルカさん、と思った瞬間、このイルカは振り返った(ホントに!)。振り返って私を待ってる。近づくとまた泳いでいく。「きゃーっ!!!!」と人生で一度だって発したことのないような黄色い声を心の中で出しながら追いかける私。距離が離れるとまた戻ってきてくれたりするイルカくん。

もう夢中で、頭の中だけじゃなくて、体も心も、イルカと青い海で一杯だった。忘我ってこういう状態のことなんだろうなと思う。一体この間、どのくらいの時間が経過していたのか、全くもって覚えていない。息が切れて何度目かに海上に顔を出して我に返る。あたりを見回すと、何と舟はかなり遠い。しかも波が強くなってる。海の深さは十数メートルだろうか。青色が私を包む。しばしボーゼン。はっと気がつくと疲れがどっと出る。舟に戻らないと。でも力を使い果たしていたようで、なかなか進まない。波もかなり高くなってきて、うねり渦も出てきた。焦りを抑えながら、舟を見失わないようにゆっくり泳ぐ。やっと戻ったら、皆の放心したような顔。でも幸福感に満ちた、不思議な空気。何となく沈黙して、それぞれの個人的な沈黙の中で幸福感を共有する。

帰ってきてからも、長いことこの体験は生きていて、今でもあのときの興奮と満たされた気持ちは忘れない。アメリカにはイルカセラピーがあるが、これって絶対に効果あると思う。他にも、小笠原には光るキノコやいろんな固有種の生き物や植物たちがいて、楽園のような無人島をめぐることもできて、とにかく毎日生きてるだけで、そこにいるだけでハッピーだった。また行きたい、小笠原。またイルカに会いに行きたい。

# by jukawara | 2012-04-24 18:40 | ナマケモノの旅日記 | Comments(3)

子守唄?!『大きな古時計』

この歌をほぼ毎晩息子が寝付くまで歌っている。本を読んで、ベッドに入ってからいろいろな曲を歌うこともあるが、これでシメないと息子的に眠れないらしい。

お友達の家にお泊りしたとき、ここの子のママが寝るときに歌ってくれたのがきっかけ。それ以来、私はこの歌を何百回と歌うはめに。三番まで歌詞があるので、リフレインを含めると歌い終えるまで結構長い時間がかかる。大抵三番が歌い終わる頃には寝息が聞こえてくる。で、しばし愛しの息子の寝顔をうっとり眺めて部屋を出る。というのが毎日のパターン。

原曲は“My Grandfather's Clock“で、アメリカのポピュラーソングらしい。ゆっくりめで落ち着いた曲だし、「百年」という月日、もう戻ってこない愛惜の念が眠りの世界に入っていくのには良いんだろうか?もちろん、もったいぶって、眠りを誘うようにゆっくり歌っているのだけど。ちなみに英語の歌詞だと九十年だ。百年って言葉の響きにも特別なものがあると思うのは私だけだろうか?『百年の孤独』というマルケスの本も、この「百年」という壮大な時間軸に魅惑された。歌うだけで景色を色あせて見せるようなこの曲、名曲だ、と母になって実感。子供ながらに無意識にでも人の一生や歴史に思いを馳せるんだろうか?そんな雰囲気を感じ取るんだろうか?

寝つきソングとして何でも歌うのだが、私のお気に入りは『人間っていいな』。さあ、寝るよー!と普通の子守唄の暗―いトーンでない、明るい雰囲気なのが良いし、歌詞の「あったかい布団で眠るんだろな」なんて幸せ感いっぱいなのも目覚めが良さそうじゃないか。しんみりしたいときは『夕焼け小焼け』や『月の砂漠』を歌ったりする。『月の砂漠』は父が好きで良く歌っていたのを覚えている。この曲の、何とも言えない旅情感、無常感が好きだ。そして何度か歌ってなぜか息子のお気に入りになったのがREMの“Losing my Religion“。“Losing my Religion“の箇所を息子は一緒に口ずさむ。他にもポップや演歌や民謡なんかを歌ってみたのだが、でもやっぱり『大きな古時計』が一番らしい。そして今夜も息子に「おじいさん!」と『大きな古時計』を催促されるのである。

# by jukawara | 2012-04-19 18:47 | ナマケモノと子供 | Comments(0)

ホクロ

生まれつきホクロが多いのだが、ひと夏過ぎるごとに数がどんどん増えていく私。昔はホクロの数を数えたりしたが、もう数え切れないのでやめて何年になるのやら。

ホクロが多いと皮膚がんのリスクが高いので、皮膚科に定期的に「ホクロ検診」に通っている。コンピュータでホクロの構成を分析、「アブナイ」ホクロ、皮膚がんになるかもしれないやつをとってもらう。とってもらう、と言ってもレーザーじゃなく、表面をメスで切るので一応手術だ。部分麻酔で切るのだが、腕や背中なので手術後三日位はちょっと痛い。

思えば小学生の頃なんかは夏に田舎へ行って毎日海で泳ぎ、背中を真っ赤にしていたものだ。これが水ぶくれになってペリペリと剥がれ出す。親戚のおばさんが(なぜか)自分が気持ち良さそうにこの皮をめくってくれた。さながら、のみを取り合うサルの親子か。そしてめくり終わり、夏も終わる頃には肌はまたきれいさっぱり、もとの白い色に戻ったのでした。でした。そう、過去形。赤くなるまでの経過は同じだが、今となっては皮はめくれない。めくれないが、シミやホクロがガンガン出現。かくして日の当たるところには小さなホクロたちが所狭しと顔を出している・・・。

既にホクロ除去手術は六箇所。そのたびにちょっとした傷が残るので悲しいが、しょうがない。なるべく日に当たらないようにしているが、気がつくと増えてるので、いつか皮膚が真っ黒になるのでは?なんてホラーな妄想をしてしまったり。

ホクロ美人何ていう言葉も慰めにはならず。でも、このホクロたち、年月を重ねると段々愛着がわいてくるからこれもまた一興。私がいつか死んでホクロで身元判明、なんてことになったりするのかなぁなどと縁起でもないことを考えたり(まあ普通はまず歯で身元確認か)。かくしてわが子の成長を見守るかのごとく、時々いろんなホクロをじっと眺めるのでした(大きくなってないか、形が変わってないか、色が濃くなってないかのチェックも必要だしね)。

# by jukawara | 2012-04-17 18:22 | ナマケモノのつぶやき | Comments(0)

極寒の復活祭

春が来た、と踊るようなウキウキさでブログを更新するも、またこれがウソであるかのような寒さが続き、気がつけばもう四月も半ば。

寒い割りにあちこち外出はするものの、もういい加減冬物コートをしまいたものだ。だいたい、春の到来を告げる復活祭に、セーターとダウンという出で立ちが何とも腹立だしい。暦では春なのに、気温は冬。これって同じ気温でも冬真っ最中のときよりダメージが大きい気がする。期待というか春を待望する気持ちが大きいから、がっかりしてしまう。

イースター休暇には相棒の実家へ孫の顔を見せに行った。魔女=冬を追い出すために盛大に火を起こして祝う、イースターの火(焚き火)を見に行くのにも帽子・マフラー着用。暖かいので火に近寄るも、灰が飛んでくるので近づいたり離れたり。でも火を見つめるって飽きないもの。息子は出店のソーセージとか待機している消防車の方が嬉しかったようだけど。五メーター以上の高さの火は迫力あります。

日曜日の朝は息子、庭でゆで卵とプレゼント探し。寒いのでここはおじいちゃんとパパに任せて母は熱いシャワー浴びさせてもらいました。きれいな絵の描いてあるゆで卵やチョコレート、絵本やおもちゃの籠をあちこちで見つけてはほくほくの息子。

ちなみにキリスト教のお祭りである復活祭はもともと春の訪れを誘う・祝う古くはゲルマンからの伝統。命と多産のシンボル、卵とウサギというモチーフも同じだ。

早く暖かくなーれ。

# by jukawara | 2012-04-16 23:21 | ナマケモノの日常 | Comments(0)

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